江差のかもめ島キャンプ場。

の麓でいつも夏にキャンプします。

以前にも書きましたが、かもめ島キャンプ場は島の上の方にあって、駐車場から遠く、結構な上り坂で、荷物を持って行くには少々きついものがあるため、私はいつもここにテントを張ります。

恐らくここは駐車場だと思いますが、ほとんど人が居ないためここをキャンプ地としてます。

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キャンプが初めてなので、配置なども乱暴です。

私はテントを自分で張った時、何かが変わった気がしました。

この時はまだタープの存在を知りません。

無意識にテント前にレジャーテーブルを置き、日傘をさします。

タープの存在を知らない時に、まるでタープを張ってその下でロースタイルを展開しているかの様です。

この頃から無意識ではありますがキャンパーとしての頭角が現れています(冗談です)

そもそもアングラーだった私がテントを買った理由は、家からだと朝まずめに間に合わないかもしれない、朝まずめに間に合わなかったら困るので寝れないのはもう嫌だ、連日釣行だといちいち何時間もかけて自宅に戻りたくないという大変わがままで横着な理由。

キャンプをしよう、キャンプがしたいという発想ではなかったのです。

クッカーの存在さえ知らない私が持っているのは焼き台と炭くらい。

クーラーボックスは持っていましたがキャンプ用ではなく釣り用です。

しかしこのDAIWAさんのプロバイザーのクーラーボックスは保冷力抜群!

北海道の夏の日の事なので参考になるか分かりませんが、コンビニで買った氷の板が3日程保ちました。

この日の目的は釣り、海水浴、日光浴、食欲を満たす為に来てまして、夕方頃知り合い達と合流約束。

1人海水浴を楽しんでいる時に相棒と出会いました。

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この時彼をコールマンと名付けました。

なかなかなサイズのヤドカリです。

コールマンと焼きそばを食べながら仲間を待ちます。

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この写真の奥に見えているのがかもめ島です。

キャンプ場はあの上の方にあるのです。





あれ?

もしも誤解があってはいけませんので一応説明させていただきますが。

コールマンと焼きそばを食べながら、と言ってもコールマンを食べた訳ではありません(汗)

焼きそばを食べながらコールマンと2人で待っていたということです(笑)

島で1人で何かをしていると、友達が欲しくなるんでしょうね〜。

キャストアウェイでトムハンクスがバレーボールに『ウィルソン』とダイレクトに名付けて友達にしたように 。

まだ合流まで少し時間があるのでコールマンと散歩します。

波打ち際を気持ち良さそうに歩いています。

しかし私がちょっと目を離した隙に!、コールマンが波にさらわれてしまったではありませんか!

私は『コールマーン!』と叫び、迷う事無く海へと飛び込みました。(本当です)

キャストアウェイでウィルソンが海に流され、トムハンクスが『ウィルソーン!』と海へ飛び込んだ様に・・・

残念ながらコールマンは見つかりませんでした。

がっくりきた私はこのあと写真を撮る気力さえ無くなったのは言うまでもありません。

しかしこの後仲間たちが、ジンギスカンやアワビやウニを持ってやって来てくれたお陰で、なんとか正気に戻りました(笑)

実はこの日、もう1つ私のアウトドアライフに影響を及ぼした出来事がありました。

私のテント裏に、ハーレーに乗った男が1人やってきました。

男は所謂良く見るハーレー乗り程ごつくなく、逆に華奢な方でした。

ハーレーから降り、海を眺める男。

私がトイレに行こうとしたすれ違い様に『こんばんは!』と意外な程元気で爽やかな挨拶をされました。

トイレから戻ってくると、男はハーレーの後ろのバックから何かを取り出しゴソゴソしていました。

怪しい・・・

何をする気なんだ・・・と思っていましたが、男は私のテントの真裏。

何をしているのかわかりませんでしたが、再度私がトイレに行こうとして通りがかった時。

!!

なん・・・ だ・・・これは?

驚く程に小さなテントの様なものがハーレーの横にあります。

そのテントの横には何かの小さな道具が沢山あります。

その小さなバックにこんなに入っていたの?!

男の姿は見当たらず、私が驚き立ちすくんでいると、男がその小さなテントから出て来たのです。

私は慌てて見ていないふりをしてトイレに。

今思えば、あの小さな道具達はクッカーやストーブだったのでしょう。

キャンプ地へ戻り仲間と合流し、飯を食い、酒を飲みバカ話で盛り上がり眠りにつきました。

翌朝、トイレに行こうとすると、男が小さなテントを仕舞いながら『おはようございます!』と、またしても驚く程元気で爽やか、しかし出過ぎている訳ではない挨拶をしてきました。

う〜ん、バイカーにもアングラーにも居ないタイプ。

謎な男だ(◎-◎;)

そして私がトイレから戻ってくる頃、男は出発の準備が整い、ドルドルドルドルドドドドドーっとハーレーで去って行きました。

私は、変わった感じだが何か気になる人だ、『お気をつけて』と思いながらその背中を見送りました。

そしてこの日、私は釣り三昧!

キャンプ地から多少離れた場所まで行ったりして、散々釣りを楽しんだ後、買い物をし、温泉に入りキャンプ地へと戻りました。

またその頃仲間達と落ち合い、楽しい宴を始めます。

そんな中私は、釣れたらいいな〜くらいのノリで投げ釣りをしようとポイント探りに少しその辺をうろうろとし、ポイントを決め投入。

宴へと戻ろうとしたその時、『釣れますか〜』と声をかけられました。

『いや〜これはちょっとした遊びで・・・・』

!!??

あんた・・・

昨日のハーレーの人じゃないの???

心の中でそう思いましたが薄暗いし酔っているので心の中で止めます。

そもそも今日はバイカー居ないし。

すると男の方から『昨日も居ましたよね?』と。

やっぱり貴方?!

しかしハーレーは見当たらない。

すると男は、『良かったらつまみを作りすぎたので要りませんか?』と言ってきました。

なんだ・・・新手の詐欺か?

キャンプ場はもしかしたら私が思っているよりも違った意味で危険なのか?!

私は『えっ・・・』と言ったきり 佇んでいると男は、『こっちだよ!』と歩いて行ったその先にはなんだか馬鹿でかいキャンピングカーが(◎-◎;)

なに?!

屋根の上ではパラボラアンテナみたいのがクルクル回ってるし・・・

本当になんなんだ?!

昨日は私の横にハーレーで乗り付け、帰ったと思ったらキャンピングカーで現れるだと?!

しかもキャンピングカーの後ろにキャンピングカーみたいな物を牽引している・・・





















拉致だ((((;゜Д゜)))

私を拉致する気だ!

そして私がなんらかの契約書にサインするまでその後ろの被牽引車に監禁するつもりだ!

あのパラボラアンテナは警察の動きを察知する為についているんだ!!

しかし私は付いて行きました(/^▽^)/

とっっても良い香りがするのです(●´∀`●)

今となってはどんな料理か思い出せませんが、とっても美味しい料理とお酒を振る舞われました。

そして男はキャンピングカーの紹介、ギアの紹介、被牽引車の中の紹介と矢継ぎ早に紹介してきます。

被牽引車の中にはオフロードのバイクが入っていました( ꒪Д꒪)

なんなんだ!

ここは竜宮城なのか(((( ;°Д°))))

男の話によると、男は無類のアウトドア好きで、札幌からかもめ島にハーレーでフラッと訪れ、翌朝札幌に帰り、その日のうちにキャンピングカーで再び遊びに来たのだと言う。

しかも嫁は自分のバイクで今こっちに向かっていると・・・



♪浦島のけんちゃん♪

むーかしーむーかしーけーんちゃーんはー

ハーレーの男に連れらーれてー

キャンピングカーにーきーてみーればー

絵ーにもかけなーい

おもしーろさー

おーとひーめさーま(嫁)には会ってないー

たーいやヒラメーは釣れてーないー

たーだめーずらしくーおーもしーろくー

つーきひーのたーつのも夢のーうちー



こうして、時間を忘れ、男と酒を飲みながら話していると、仲間が私を探しているではありませんか!

どうやら私はあまりの楽しさに男と2時間程話込んでしまっていたらしく、仲間から『海にでも落ちたかと思って心配したよ!』と言われましたが、2時間もキャストアウェイされていたことに文句は言いませんでした。

男に御礼を言い『またどこかで!』と別れました。

玉手箱はもらってはいません。

話に夢中でお互いの名前さえ聞いてません。
 
その後すぐに就寝し、翌朝改めて御礼をと思い彼の元へ尋ねようと外に出ると、彼はもう居ませんでした。(一説によると私が起きる時間遅かったからではないかとのこと・・・単なる寝坊ですすみません)

不思議な体験だった、あれはきっと竜宮場だったんだ・・・

今思うと、彼との出会いからアウトドアへの興味が深まったような気がします。